3月5日(火)五島市総合福祉保健センターにて、JST-RISTEXプロジェクト 「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プロジェクト」シナリオ創出フェーズ研究開発プロジェクト 「離島の発達障害児医療におけるアバターロボットの活用支援体制の構築」の事業報告会が行われました。

この研究は、永田康浩教授(長崎大学医学部)、熊﨑博一教授(長崎大学医学部)らによるもので、離島在住の発達障害をもつ子どもの診察を、本土にいる精神科医がリモートで行う場合に、アバターロボットを活用する実証試験を行ったものです。 

永田教授は、「離島では専門医や医療資源の不足、離島独特の閉鎖空間が及ぼす心理的圧迫などの課題があり、離島発達障害児支援はまったなしの状況である。離島医療をサポートできるテクノロジーの活用が重要である。」と参加者へ伝えました。 

報告会後の意見交換会では、多くの質疑が出され離島医療やアバターロボットなどの活用への関心の高さがうかがえました。 

離島医療への取組は今後も続きます。