長崎県には教会群や多くの観光資源が離島・へき地に点在していますが、それらを結ぶ橋や港湾等、インフラ施設の老朽化は進行しています。
 長崎大学工学部では2007年に長崎県、県内市町村、地元企業との連携により【インフラ長寿命化センター】を設立し、工学研究科の松田浩教授がセンター長を務め、地域再生人材の育成のための取組「道守(みちもり)養成プロジェクト」を実施してきました。
 そして、令和4年10月より名称を【インフラ総合研究センター】に変え、インフラの整備だけでなく、防災、歴史的建造物の保存にも取り組んでいます。