10月11日・12日、長崎大学経済学部山口純哉准教授のゼミの学生たちにより、持続可能な地域社会を実現するために、自然や社会に負荷をかけない製造工程で制作された商品を販売する「Social Good Square NAGASAKI」が長崎県庁で開催されました。
長崎県庁1階のイベントスペースでは、最大限の安全性と最小限の環境負荷をコンセプトに製造されたタオル、就労支援施設や企業で障がい者がデザインや製造した雑貨や石けんなどが並んでおり、その中に赤・緑・水色・黒・・カラフルなソープディッシュやコースター、キーホルダーが並んでいました。これらのカラフルな商品は、国内各所の海岸に漂着し採集されたプラスチックの海ゴミを粉砕、成型して製造されているそうで、商品には「五島」「小値賀」「九十九島」「逗子」など、原材料になったプラスチックごみが採取された地名が貼ってありました。
山口准教授のゼミでは、自然や社会に負荷をかけず地域経済を発展させるために自分たちができることは何かを話し合っており、まずは消費者に知ってもらうことで環境問題や人権問題に興味を持ってもらおうと活動を続けているそうです。
私たち一人一人が身近な事から取り組めることが沢山あると、改めて気づかされるイベントでした。